ボトックス大全集

ボトックスで治せないしわ

涙(溝)

しわは筋肉の作用とは違ったでき方のものもあります。筋肉によってではないしわに対してはボトックス治療が効きません。ここではボトックスによる治療の適応外のしわについてお話していきます。

下まぶたの下の方に内側から外側にかけて斜めに走る溝のようなくぼみを涙のしわと言います。この涙のしわには2種類のでき方があります。1つ目は下まぶたの薄い皮膚とさらにその下の頬の厚い皮膚との間にひずみができ、線が入ってしまった場合です。

下まぶたの皮膚は薄い人だと中の筋肉(眼輪筋)がすけて"くま"になります。若い人でよくこのくまが見えている人だとこちらのタイプになりやすいです。もう1つはもともと少し線があったところの脂肪が年齢とともに重力の影響で下にたれて線がくぼんでしまった場合です。こちらはある程度年齢が上の人によく見られます。くまが見られること以外は若い人に見られることは少ないですが、急な体重減少があったりすると若い人でも浅い線ができることがあります。

どちらの場合もボトックス治療では治すことができないので、溝ができた部分にほかの注入物を注射しへこんだ溝を元に戻す方法を行います。一番からだにいい方法は脂肪の彫刻です。これは患者自身の脂肪を注射器で採取し、必要な場所へ移植したあと指でマッサージしながら形を整える方法です。

多少時間はかかってしまいますが、自分の体内にある物質で治すことができるので違和感なほとんどないです。手ごろにできる方法としてはボトックスのかわりにヒトコラーゲンやヒアルロン酸を注入し溝を整えていく方法です。

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